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北のリーダーが語る“次の一手”

月刊クォリティ 2010年5月号通巻522号 平成22年4月15日

アンチエイジングで“元気”みなぎる
高齢者社会を推進

今年1月に北海道で初めて日本抗加齢医学会の認定医療施設に承認された帯広市の満岡内科・循環器クリニック(満岡孝雄院長)。身体の内側から老化を予防するアンチエイジング治療を通じて、高齢者の″元気″を取り戻し、高齢者の積極的な社会参加の促進を、医療の立場から後押しする。

「究極の予防治療」アンチエイジング

ーこの程、北海道で初めて日本抗加齢医学会の認定医療施設に承認。全国に23施設しかないアンチエイジング(抗加齢)の専門医療機関の1つとして認定されました。この診療を始めたきっかけは何ですか。

アンチエイジングは、文字通り老化に対抗して身体の若返りを目指すものですが、そもそも老化は、体力の衰えなども含め心身の“元気度”を低下させます。元気・気力の低下は様々な疾患を引き起こす可能性が大きいばかりか、生きる気力そのものを衰えさせる懸念もある。

アンチエイジングで“元気”みなぎる高齢者社会を推進

当院は、何らかの疾患を患って元気の無い人はもちろんのこと、“特に何か病気を患っていないのに元気がない”という人に対しても、医学的根拠に基づき身体機能を若々しく維持することを通じて、心身の“元気度”を回復・向上させたいという思いから、08年11月からアンチエイジングドックを始めました。

ー元気を取り戻すアンチエイジングですか。

はい。疾患を治療したからといって、これが元気になるということとは必ずしもイコールではない。ただ、「元気がない」ことにも医学的根拠はあるんです。なので、まず心身の元気を回復させることが、アンチエイジングの大前提なんです。

現在、アンチエイジング治療は「究極の予防治療」と呼ばれています。これは、心身の元気を取り戻し身体機能の老朽化を防ぐことで、将来発症するかもしれない様々な疾患の芽を早期に摘みとる他、うつ病など精神疾患にも耐性をつける効果が期待できることなどからです。

高齢化社会に突入した現在では、高齢者が就労やボランティア等の社会貢献に積極的に取り組むことが、社会的にも強く求められており、高齢者も元気で社会参加することを望んでいる。私たちは、この治療を通じて、多くの高齢者がいつまでも元気で若々しく社会貢献に取り組むことのできる地域作りを、医療の側面からサポートしていきたいと思っています。

ーアンチエイジングドックの診療内容について教えて下さい。

まず、患者それぞれの老化度を、日々の生活習慣など様々な観点からチェックする他、血液・ホルモンなどの状態を詳細に検査して問題点を見つけだす所から始まります。そこから現在の身体に不足しているものや過剰なものを指摘して、指導・治療を開始します。

生活習慣の改善が老化予防の第一歩

アンチエイジングで“元気”みなぎる高齢者社会を推進

ーどういう所から問題点が見つかる場合が多いのですか。

大半は食生活からですね。身体の維持に必要な栄養は全て、食事から摂取していますから。

―問題点を見つけた後は、どの様に対処するのですか。

食事や運動、睡眠などの生活習慣に対して、患者にあった適切な指導を行ないます。この中で、日常生活で摂取するのが難しい栄養素が不足している場合は、サプリメントを処方して補います。また、場合によっては、加齢に伴い減少するホルモンの補充療法も行います。

ー患者の反応はどうですか。

来院時は沈んだ表情だった患者さんが、治療・指導を重ねるにつれ、みるみる元気になる様子を見ると、本当に嬉しくなります。年齢を重ねても元気を取り戻せる同治療を、より多くの人に知ってもらい、広く普及させていきたいですね。

みつおか・たかお
1948年11月4日生まれ、62歳。長崎県諫早市出身。北海道大学医学部卒。88年長崎大学医学部講師、91年大樹町立国民健康保険病院院長、99年満岡内科・循環器クリニック開業。

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