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サンデートーク 健康な老後の生活を提案したい

十勝毎日新聞 平成20年10月19日

健康な老後の生活を提案したい

アンチエイジングドックを開設の満岡内科・循環器クリニック理事長満岡孝雄さん

満岡内科・循環器クリニック(帯広市大空町3)の満岡孝雄理事長が11月、道内初の「アンチエイジング(抗加齢)ドック」を始める。老化の進行を遅らせ「体の内的な若返り」を目指す新しい医学。血液のサラサラ度合いや、遺伝子のさび(酸化)といった先端医療の検査で健康状態を科学的に分析、病気予防をアドバイスする。不整脈治療などで奮闘する傍ら、日本抗加齢医学会専門医を取得して診察に臨む思いなどを聞いた。(文・児玉匡史、写真・金野和彦)

予防が大切

-ドック開設の経緯は。

心臓病の専門医として狭心症や心筋梗塞(こうそく)の治療に当たりながら、病気予防の大切さを実感しました。これら病気は血管の老化が原因。血管を若々しく保つには、どうすべきかを教えてくれたのが予防医学の抗加齢医学でした。米国生まれで、日本ではまだ、美容外科の外的な若返りのイメージもありなじみが薄い。生活習慣改善による内側の若返りが重要です。数年前から勉強して医療提供の体制が整い開設しました。

-診察方法は。

ドックは検査項目数などが異なる5コースに分かれ、1万5000円からです。検査のうち血液流動性では血液が毛細血管モデルを流れる様子を計測します。ドロドロかサラサラかで健康状態も違います。遺伝子や細胞のさび(酸化)は劣化を意味し、40代を境に増える老化のサインです。健康維持には欠かせないホルモンなども計測します。検査数値を科学的に分析、4週間後に結果を説明します。

-治療方法は。

運動や食事などの生活改善や診療指導のほか、状況によってはサプリメント(健康食品)の適切な摂取やホルモン補充療法を提案します。これらは欧米では一般的です。ホルモンにはストレスに対抗して病気を抑えるものもあり、定期的な経過観察もしながら補充します。

正しく理解を

-抗加齢医療を通じて訴えたいことは。

抗加齢は偽物もあり、正しく理解されることが大切。十勝の医師十数人の協力を得て研究会もできました。市民講座も開きたいと思います。病気でなくても、充実した健康感を得られない人は少なくない。高齢化社会を迎え、健康で行動的な老後を迎えられるよう、どう生活すべきかを提案していきたいです。

みつおか・たかお
1948年、長崎県諫早市生まれ。北大医学部卒。大樹町立病院院長など歴任。現在は国立病院機構帯広病院の不整脈専門外来を担当。欧米の心臓病学会で認められる実績を持つ。自らのクリニックでは「蝶ネクタイの先生」で親しまれる。

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