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十勝人 最先端医療提供へ常に勉強

北海道新聞 平成14年10月28日

「常に勉強し、最先端の医療知識を得て、周囲から認知してもらわないといけない。そのような医師がいないと、その地域の医療は高まらないと思います」。専門は不整などの心臓病で、帯広市内の内科医院長として地域医療を支える。傍ら、国立療養所帯広病院で週1回、不整脈の専門外来を担当。英国と米国への留学時代の研究成果などが評価され、97年に米国心臓学会、今年6月にヨーロッパ心臓学会のフェロー(正会員)に選ばれた。

長崎県諫早市生まれ。15歳年上の兄が医師だったことや、小学校に入ったころから母親が病で伏せていたこともあり、気がついたときには医師を志していた。

地元の高校を卒業後、「北国の雪と自由な校風にあこがれ」、北大医学部に進学。卒業後は故郷に残した病身の母親が心肺だったこともあり、長崎大医学部の付属病院に勤務し、同大講師や英国、米国留学で最先端の不整脈治療研究に打ち込んだ。

ところが、長崎大学の恩師の退官が十勝に根を下ろすきっかけに。「思い入れのある北海道で、特に医療過疎地の現場に身を置きたい」との思いから、大樹町立病院の院長を約6年半務めた。その後、帯広市大空地区の診療所を引き継ぎ、「満岡内科・循環器クリニック」を開院。患者は同地区だけなく、管内全域にいる。

「十勝はどんな人でも、温かく受け入れてくれるので住みやすい。こうした人々に、最先端の医療を提供できるよう、自分自身を磨き続けたい」。53歳。帯広市内で妻と二人暮らし。(帯広報道部 田中 雅章)

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