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米国心臓病学会特別正会員に

十勝毎日新聞 平成11年5月4日

【社会部=平野明】心臓の不整脈の治療では道内で数少ない専門医として知られる帯広市内の医師、満岡孝雄さん(50)=佐々木内科小児科医院心臓病クリニック病院院長、元大樹町立国保病院院長=がこれまでの業績が認められ、心臓病研究では世界最高峰の学会「米国心臓病学会」(ACC)の特別正会員(フェロー)になった。満岡さんは一般診察のほか国立療養所帯広病院の非常勤医師として専門医の活動も続けており、これを機に「後進の育成や地域での専門治療の確立などに力を尽くしたい」と意欲を燃やしている。

「専門治療の確立に尽力したい」

AAC のメンバーになると、世界に通用する研究者、臨床家としての”お墨付き”が得られる。フェローは最上位の会員で日本では満岡さんを含め111人、道内では3人だけ。

長崎県出身の満岡さんは北大医学部を卒業後、不整脈治療の第一人者、長崎大の橋場邦武氏に師事し、同大学付属病院で十八年間にわたり不整脈の治療と研究を続け、英国と米国で世界最先端の心臓病治療も学んだ。

ACC の特別正会員は1997年秋に申請。審査には専門医としての研究、治療の実績に日本の特別会員三人の推薦状が必要だったが、留学した米国トーマス・ジェファーソン医科大の恩師で米国心臓病学会の会長も務めたドレフィス氏らの推薦を得て昨年8月に審査を通り、今年3月に米国で行われた式で認証状を手にした。

満岡さんは「ACC の特別会員に認められたのは、これまでの取り組みが誤りでないことの証(あかし)で自信になった。今後も治療と研究を両立させ、地域のためにこれまでの蓄積を生かしたい」と話している。

満岡さんが非常勤医師を務める国立療養所帯広病院は心臓外科が全道的にも有名だが、心臓内科に関しても満岡さんの不整脈のほか狭心症などの虚血性心疾患の専門医がそろい、全道的にも進んだ体制となっている。この夏からは管内でもまだ例が少ない高周波を利用した不整脈治療にも着手する。

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